多可町議会 > 2017-12-26 >
12月26日-04号

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  1. 多可町議会 2017-12-26
    12月26日-04号


    取得元: 多可町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-26
    平成29年第82回定例会          平成29年第82回議会(定例会)会議録                本会議第4日                      平成29年12月26日(火曜日)                      午前9時30分  開  会〇 会議に出席した議員────────14名     1番 酒 井 洋 子   │    8番 大 山 由 郎     2番 藤 本 一 昭   │    9番 門 脇 敎 蔵     3番 笹 倉 政 芳   │   10番 山 口 邦 政     4番 橋 尾 哲 夫   │   11番 廣 畑 幸 子     5番 加 門 寛 治   │   12番 門 脇 保 文     6番 日 原 茂 樹   │   13番 吉 田 政 義     7番 市 位 裕 文   │   14番 清 水 俊 博〇 会議に出席しなかった議員───── なし〇 欠 員  ──────────── なし〇 議事に関係した議会事務局職員      議会事務局長      │    多 方   初      議会事務局局長    │    植 山   仁〇 説明のため出席した者の職氏名      町長          │    吉 田 一 四      副町長         │    笹 倉 康 司      理事兼防災監兼生活安全課長                  │    竹 内 勇 雄      理事兼官房長      │    伊 藤   聡      総務課長        │    小 西 小由美      プロジェクト推進課長  │    藤 原 正 和      地域振興課長      │    谷 尾   諭      定住推進課長      │    藤 原   満      生涯学習課長      │    金 高 竜 幸      税務課長        │    土 田 五 郎      住民課長        │    足 立 貴美代      健康課長        │    勝 岡 由 美      福祉課長        │    藤 本 圭 介      産業振興課長      │    藤 本   巧      建設課長        │    藤 原 照 明      上下水道課長      │    岩 田 通 宏      理事兼会計管理者会計課長                  │    池 田 重 喜      教育長         │    岸 原   章      教育総務課長      │    今 中   明      学校教育課長      │    足 立 徳 昭      こども未来課長     │    今 中 孝 介〇 会議事件 別紙議事日程並びに議案書の通り ※本日の会議に付した事件日程第1 議案第86号  多可町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第2 議案第87号 多可町特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第3 議案第88号 多可町白川教育生活支援基金条例の制定について日程第4 議案第89号 多可町税条例等の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第90号 多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第92号 平成29年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第9号)     議案第93号 平成29年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)     議案第94号 平成29年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     議案第95号 平成29年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第7 議案第96号 工事請負変更契約の締結について日程第8 選挙第21号 多可町選挙管理委員会委員の選挙日程第9 選挙第22号 多可町選挙管理委員会補充員の選挙日程第10 発議第16号 道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書について日程第11 同意第3号 多可町副町長の選任について日程第12 同意第4号 多可町教育委員会教育長の任命について日程第13 同意第5号 多可町教育委員会委員の任命について日程第14 同意第6号 多可町監査委員の選任について日程第15 同意第7号 多可町公平委員会委員の選任について日程第16 同意第8号 多可町公平委員会委員の選任について日程第17 同意第9号 多可町公平委員会委員の選任について日程第18 同意第10号 多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第19 同意第11号 多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第20 同意第12号 多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第21 同意第13号 多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第22 同意第14号 多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第23 同意第15号 多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第24       議会運営委員会及び常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について追加日程第1 議案第97号 多可町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について追加日程第2 議案第98号 多可町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について追加日程第3 議案第99号 平成29年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第10号)追加日程第4 議案第100号 平成29年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)追加日程第5 議案第101号 平成29年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)追加日程第6 議案第102号 平成29年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第4号)追加日程第7 議案第103号 平成29年度兵庫県多可郡多可町学校給食事業特別会計補正予算(第2号)追加日程第8 議案第104号 平成29年度兵庫県多可郡多可町診療所事業特別会計補正予算(第3号)追加日程第9 議案第105号 平成29年度兵庫県多可郡多可町水道事業特別会計補正予算(第2号)追加日程第10 議案第106号 平成29年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第2号) △議長開会挨拶 ○議長(清水俊博君) 皆さんおはようございます。 会議を始める前に、説明を求める者として出席を要請しておりました當舎技監、急用ができましたので、午前中になろうと思いますけれども、欠席の届けが出ております。これを許可しておりますので、皆さんにお知らせをしときます。 △開議 ○議長(清水俊博君) それでは、ただいまより会議を再開したいと思います。 ただいまの出席議員数は、14人です。 定足数に達しておりますので、ただいまより第82回多可町議会定例会を再開いたします。 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりでございます。            ────────────              議 案 上 程            ────────────              議 案 上 程 △日程第1 議案第86号 多可町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(清水俊博君) まず、日程第1、議案第86号「多可町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されてございます。総務文教常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆11番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 廣畑さん。 ◆11番(廣畑幸子君) それでは、ただいま議題となっております議案第86号「多可町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」をご報告いたします。この条例は、地方公務員育児休業制度の改正が行われたことなどから、多可町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するものです。現在、非常勤職員が育児休業を取得できる期間は、その子供が保育所等に入所できないときに、1歳6カ月到達日までとなっているものを2歳に達する日まで延長できるとするものです。委員からは、非常勤職員とは誰を指すのですか。1年以上継続して勤務している雇用保険加入の嘱託職員です。嘱託職員が育児休業制度を活用した場合、賃金は発生しますか。発生しません。などの質問がございました。審査結果は、全員賛成原案可決です。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) 常任委員長の報告が終了いたしました。 これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第86号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、議案第86号は、委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第2 議案第87号 多可町特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第2、議案第87号「多可町特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されてございます。生活環境常任委員長から審査の説明を求めます。 ◆10番(山口邦政君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 山口君。 ◆10番(山口邦政君) それでは、今議案となっております議案第87号につきまして委員会の審査報告をさせていただきます。審査日時は、平成29年12月13日でございます。議案の概要につきましては、農業委員会等に関する法律というのがございまして、これの改正に伴い、農地等の利用の最適化の推進に関する事務が農業委員会の必須事務ということになりました。これにより、農地利用最適化交付金事業実施要綱が制定されまして、農地等の利用の最適化の推進に関して、農業委員及び農地利用最適化推進委員に、活動の実績に応じ、手当または報酬の財源として交付金が交付されることになりました。そのために、上記の2委員に対しまして報酬を支給する新たな条例を制定する必要が生じたため、当該報酬条例を改正するものでございます。主な質疑及び意見と答弁ですが、まず遊休農地がふえていく中で、新たに農地利用最適化推進委員を選考し、荒廃地をなくすために新しい取り組みに変更されたというふうに思いますが、大変重要な仕事だと思います。報酬や仕事の内容について詳しく説明を求めます。それに対しまして、答弁としまして、推進委員さんにつきましては、地元へ入ってもらって、農家の方から後継者問題や農業の実情などの意見を聞いてもらい、人・農地プランを作成、見直しする作業、また担い手不足の中で農地集積につなげる仕事を担ってもらう重要な役割です。また、遊休農地発生防止のために、農業委員さんと一緒になり、農地パトロールや地元の情報収集もしていただきます。重要な仕事ですが、法律的に選任されている農業委員さんとは報酬面では差をつけています。推進委員さんは1万円の基本給にプラスして、来年度から国の補助金制度ができるので、上限6000円の能率給のトータル1万6000円の頭打ちの報酬で仕事をしてもらいます。何しろ新しい取り組みなので、事務局にも見えないところもありますが、動きの中で遊休農地化が解消できればというふうに思っています。続きまして、改正により農業委員さんの報酬は高くなるのか、安くなるのかという質問に対しまして、農業委員さんの報酬は増額になります。ただし、国庫補助を利用するので、町の持ち出しは安価になります。続きまして、今回の改正で町の支出する報酬の総額はどのように変わるのかとの質問に対しまして、今の試算では年額で40万2000円の減額となります。続きまして、能率給は全ての委員さんが6000円の支給となるのかという質問に対しまして、今選任を予定している29人の委員さん全てに上限6000円が支給されますという答えでした。続きまして、従来の農業委員さんの活動が見えてこないのですが、どのような活動されているのかという質問に対しまして、従来の業務は、町の農業委員会が決定する農地法第3条の許可申請業務、県が決定する農地法第4条、第5条の審議をし、県に上げる業務、さらには農地パトロールなどです。今後は、国が農地利用の最適化を強く押し出してきていますので、そのあたりの仕事が出てくるというふうに考えますということでした。最後に、今後の農業委員会は遊休地の解消、人・農地プランの作成、担い手育成などに一歩踏み込んだ形での活動となるのかという質問に対しまして、初めての取り組みなので模索中ですが、一歩踏み込んだ形になればというふうに思っていますということでした。自由討議と討論につきましては実施せず、なしということで、最終的に審査結果としまして、委員会としましては全員賛成で原案のとおり可決すべきものというふうに決定をいたしました。以上でございます。 ○議長(清水俊博君) 山口常任委員長の報告は終了いたしました。 これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第87号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、議案第87号は、委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第3 議案第88号 多可町白川教育生活支援基金条例の制定について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第3、議案第88号「多可町白川教育生活支援基金条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されてございます。総務文教常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆11番(廣畑幸子君) 議長。
    ○議長(清水俊博君) 廣畑さん。 ◆11番(廣畑幸子君) それでは、ただいま議題となっております議案第88号「多可町白川教育生活支援基金条例の制定について」を報告いたします。審査日は、12月12日に行いました。この条例は、多可町出身の白川良一氏から5000万円の寄附をいただいたので、子供たちの健やかな成長、町民の生活向上、スポーツ振興などに活用することを目的に基金を設置するものです。委員からは、今後はどのように活用するのですかという質問がありました。子供たちがスポーツをしたくてもできないときなどに使ってほしいとの意向があります。子供たちの健やかな成長に役立てることを目的とした場合などに、基金を取り崩して使わせていただきますとの答弁がありました。また、基金の使い方は行政で決めるのですか、委員会などを立ち上げて決めるのですかという質問に、幹部職員と財政担当で検討しますとの答弁がございました。続いて、住民から使いたいと希望が出たらどうするのですかという質問に、この基金の特定目的に当たるものや、町が採択している事業などであれば、この基金を使うことは可能ですとの答弁がありました。最後に、基金は有利な有価証券にかえることができるとありますがとの質問に、現状は定期預金にと考えていますとの答弁でした。審査結果は、全員賛成原案可決です。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) 常任委員長の報告は終了いたしました。 これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第88号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、議案第88号は、委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第4 議案第89号 多可町税条例等の一部を改正する条例の制定について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第4、議案第89号「多可町税条例等の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されてございます。総務文教常任委員長から審査の説明を求めます。 ◆11番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 廣畑さん。 ◆11番(廣畑幸子君) それでは、ただいま議題となっております議案第89号「多可町税条例等の一部を改正する条例の制定について」を報告いたします。審査は12月12日に行いました。この条例は、消費税率10%への引き上げ段階自動車取得税グリーン化機能を維持強化するため、都道府県税自動車取得税が廃止されますが、都道府県税の自動車税及び市町村税の軽自動車税にそれぞれ環境性能割が新たに創設されることになります。そのための条例の一部改正など、国の税制改正によるものです。まず、軽自動車税は上がると解釈しますが、年間どれぐらい上がると考えていますかという質問に、環境性能割が新設されるということの試算はしておりません。ただ、軽自動車税としては上がりますが、自動車取得税が廃止となるので、ふえることになるかはわからないというのが現状です。また、この条例はあくまで消費税率が10%に上がった場合のみですか。そうですとの答弁がございました。審査結果は、全員賛成原案可決です。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) 常任委員長の報告は以上であります。 これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第89号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、議案第89号は、委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第5 議案第90号 多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第5、議案第90号「多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されております。生活環境常任委員長から審査の説明を求めます。 ◆10番(山口邦政君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 山口君。 ◆10番(山口邦政君) それでは、今議案となっております議案第90号「多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について」の委員会の審査報告をさせていただきます。審査日時は、平成29年12月13日でございます。議案の概要につきましては、普通町営住宅は、国や町の財政支出、税金により低所得者の世帯に対して安い家賃で住宅を提供しております。本町の町営住宅も町民の財政で運営しているため、できる限り町民の方に限定した入居資格に変更しようとするものです。そのために、条例第5条の入居することができる者の条件に、町内に住所もしくは勤務場所を有する者であること、または入居することができる者、もしくは同居者の親または祖父母のいずれかが町内に住所を有する者であることの号をつけ加えようとするものです。主な質問、意見、答弁ですけども、まず1点目に、Iターンの方はどういう扱いになるのか。それに対しまして、町営住宅は低所得者向け普通住宅と民間の住宅と同じ位置づけの特別賃貸住宅があります。今回の改正は、普通住宅についての改正です。改正では、親または祖父母が町内に在住していれば入居は可能なので、ほとんどのUターンの方は入居条件に該当しますが、Iターンの方には制限をかけさせてもらっています。町外の方を制限しなければならない事例が起きたのかという質問に対しまして、普通住宅は家賃も安く抑えており、民間住宅とは3万円から4万円の差があります。その差は税金を投入し補助している形になっていますので、町内在住者を優先すべきというふうに考えます。税の公平性を図るために、今回の改正となっております。北播磨地域では多可町のみが枠を設けていませんでした。次に、Iターンでの移住者の中には仮住まいとして町営住宅を利用し、お試し住まいをしたい方もいると思うが、町外の入居を閉ざすと、そのような方の選択肢をなくすのではないかという質問に対しまして、定住推進課の中でも、町営住宅をお試し住宅として利用できないかとの議論もあります。しかしながら、公営住宅法に抵触しないかの調査も必要で、そのあたりも含めて今後検討していきます。現在は定住コンシェルジュさんを中心に個人宅でのお試し宿泊の事業も実施しているのと、クラインガルテン岩座神をお試し住宅として利用してもらうことも可能です。次に、財政も厳しくなり今回の改正につながっていると考えるが、一方、多可町の町営住宅は戸数も多くある中、近年は募集をかけても希望者が減少しているという現実もある。その辺のアンバランスのある中で、今後の住宅政策はどうするのか、考えを聞かせてほしいという質問に対しまして、公募をかけても応募がないときも出てきています。現在は2カ月に1回の募集をかけているが、12月現在で20室があいている状況です。住宅マスタープランに沿って住宅政策を進めていますが、現状維持、もしくは経過年数の過ぎたものについては建てかえをしないという方針です。特別賃貸住宅については町外入居者も受け入れしており、中古住宅購入の推進もしていきたい。また、直近での町外からの入居の状況はという質問に対しまして、平成27年度、平成28年度では西脇市在住者からの応募が多数あり、入居者もありますという答えでした。最後に、長期の空き住宅はあるのか。長期にあいているなら、取り壊し等考えないのかに対しまして、特別賃貸住宅には長期のものがあります。普通住宅の中でも、古い物件は取り壊しも考えていきたいという答弁でございました。自由討議は実施をしておりません。討論についてもございませんでした。審査結果は、委員会として賛成多数で原案のとおり可決すべきものというふうに決定をいたしました。以上でございます。 ○議長(清水俊博君) 以上で山口常任委員長の報告は終了いたしました。 これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はございませんか。 ◆12番(門脇保文君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 門脇保文君。 ◆12番(門脇保文君) 今、12月現在で住宅の空き室が20あいているとの報告がありましたが、これは今どの地区があいているのですか。加美区、中区、八千代区でお答えをお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) 山口委員長。 ◆10番(山口邦政君) その辺の詳細については、当局からの説明は受けておりません。 ○議長(清水俊博君) ほかに質疑はありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。1番、酒井さん。 ◆1番(酒井洋子君) 酒井洋子です。議案第90号「多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について」の反対討論を行います。町内在住、在勤または町内に親か祖父母がいることという条例の追加ですが、その理由が、既にそうしている近隣自治体に合わせること、老朽化した町営住宅を廃止の方向で考えること、町営住宅は町民のためのものだからということで理解いたしました。所得制限のない家賃の高いほうの住宅については、この条件は設けず、町外の方でも申し込みができるとのことです。これを聞いたとき、所得の低いIターン者は申し込む資格すらないのか、そんなふうに受け取りました。私の性格がひねくれているかもしれません。現在、町外からの申し込みは余りないということですが、例えばまちの暮らしが合わず、多可町の自然豊かな環境で心機一転しようと考えている方が足がかりに町営住宅に一旦移り住んで、多可町で独立を目指すとか、多可町で生まれ育ち、外に出て、大学に進学し、就職し、都会で長きにわたって暮らし、定年した後、生まれ育ったこのまちに戻ってこようと思ったとき、親御さんが亡くなっているような場合、資格がないことになります。現在、多可町では定住推進課をつくり、なるべく多くの方にほかから移ってきてほしいと頑張っているのに、町外の方に町営住宅の申込制限を設けることは壁をつくっているようで、何だか矛盾を感じます。近隣の自治体とそろえるという理由ですが、むしろ多可町だけがオープンにしているということは定住推進の上でアピールポイントになりませんか。今、所得の低い方でも、このチャンスを捉えて、多可町が応援してくれたおかげで、しっかり地に足をつけて独立できるかもしれませんし、年配の方が移ってきた場合でも、その人の子や孫といった若い方が多可町に触れる機会になるのではないでしょうか。実際、定年を迎えて多可町に移住してきた方のお嬢さんが引っ越してきたというケースもあります。その方は中古住宅を購入されての移住ですが、人々の暮らしは多様化しています。それに伴い、さまざまな状況の方がいらっしゃいます。一つの選択肢として町営住宅があるのは、移ってくる方にとって大きな安心、多可町にとっては大きな強み、そう考えられないでしょうか。維持管理費がかかることは承知しています。老朽化した住宅について、公共施設再配置計画に基づいて廃止することに反対とは思いません。町内の方への支援策なので、現在町内にお住まいの方を優先することは何にも異論もありません。たくさんの方に多可町に住んでいただく施策を打ちながら、現在町営住宅にあきがある中、町外からの申し込みに制限を設けることは、矛盾とともに、懐の狭さを感じずにはいられません。鹿児島県の知名町では、公営住宅に町内在住等の制限を設けないばかりか、定住促進住宅、そういう制度までつくって、移住してくる方の定住促進に力を入れています。多可町のホームページ、多可町移住・定住応援サイトのタイトルにもある「はじめてみませんか、多可町1年生」、この呼びかけはどんな立場の方へも広く伝えていただきたい、このような思いで今回の町営住宅に関する条例の改定には反対との意見を述べさせていただき、私の反対討論とさせていただきます。機会を与えてくださり、ありがとうございました。 ○議長(清水俊博君) 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。 ◆10番(山口邦政君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 10番、山口君。 ◆10番(山口邦政君) それでは、ただいま議題になっております議案第90号「多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について」の賛成討論をさせていただきます。そもそも町営住宅は、住民が健康で文化的な生活を営めるための住宅を国及び町が整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に低廉な家賃で賃貸することにより、生活の安全と社会福祉の増進に寄与することを目的とした住宅でございます。町営住宅の建設、維持には住民からの税金が投入されており、一般の民間住宅に比較して安価な入居が可能となっております。当然、多可町の町営住宅の運営には町内の皆様や町内企業からいただいた税金を投入しているわけで、本来的には多可町に居住しておられる方々が恩恵を受ける運営がなされるべきでございます。それでなければ、税の公平性が保てません。現行の条例では、住宅に入居することができる条件として、現に同居者がいるか、同居しようとする親族があること、それから入居を希望する者の収入が定める金額を超えないこと、現に住宅に困窮していることが明らかな者であること、市町村税を滞納していない者、本人及び同居親族が暴力団員でないことの5条件があるだけで、現在の居住地や以前の居住地の規定がなく、多可町に全く縁のない方でも入居が可能というふうになっております。ここに今回の条例改正で多可町とのかかわり部分が新たに加えられ、現在町内に住んでいる、または勤務している本人、または同居者の親また祖父母のいずれかが町内に居住していることが必要となりました。一見、町外居住者の排除のような感じはしますが、冒頭に述べました税の公平性の観点からすると妥当な改正というふうに考えます。委員会の質疑の中で、町外者のお試し住宅について行政サイドも議会サイドも必要性を認めるようなやりとりがございました。今後は、公営住宅法の解釈を調査し、一部の住宅を定住促進のための住宅に転用が可能ならば、それにあわせて条例改正を出す方法をとるとか、国の制度を変えさせるように動き、定住人口対策をしていくべきというふうに考えます。例えば国の制度を変えるための手段としましては、内閣府が打ち出しております地方分権改革推進室が進めている提案募集方式があります。この制度については、前任町長の戸田元町長が有識者会議の議員として参画されていたものですが、地方自治体の現場の目線から、地域の課題を解決するために、必要な制度の改正や運用改善を進める提案をすることができる制度でございます。今回の事案は、このような制度を利用し、地方に合った制度にしていく必要もあるというふうに考えられます。確かに、人口減少が続き、将来にわたってますます減少することが想定される我がまちにとっては定住人口の確保が大きな政策課題です。ただ、それと公営住宅政策は別に考える必要があるというふうに思います。今回の条例改正につきましては、早急に定住人口対策での住宅制度のあり方を検討することを要望し、賛成というふうにさせていただきます。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、賛成討論とさせていただきます。以上でございます。 ○議長(清水俊博君) 次に、反対者の討論を許可いたします。 次に、賛成者の討論を許可いたします。 ないようでありますので、これで討論を終了いたします。 これから議案第90号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立多数でございます。 したがって、議案第90号は、委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第6 議案第92号 平成29年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第9号)        │      議案第95号 平成29年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(清水俊博君) 次に、日程第6、議案第92号「平成29年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第9号)」から議案第95号「平成29年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第3号)」までの4案件を一括議題といたします。本案につきましては、予算決算特別委員会に付託し、慎重に審議をいただきました。その結果がお手元に配付のとおり委員長から報告されてございます。これから事務局に報告書を朗読させます。 ◎議会事務局副局長(植山仁) ( -報告書の朗読をなす- ) ○議長(清水俊博君) お諮りいたします。本案に対する質疑は、予算決算特別委員会において十分審議されておりますので、この際委員長に対する質疑は省略することとしたいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、委員長に対する質疑は省略することに決定をいたしました。 これから議案第92号から議案第95号までの4案件について討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。採決につきましては、個別に採決いたします。 まず、議案第92号「平成29年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第9号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、議案第92号は、委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第93号「平成29年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、議案第93号は、委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第94号「平成29年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、議案第94号は、委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第95号「平成29年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第3号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、議案第95号は、委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第7 議案第96号 工事請負変更契約の締結について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第7、議案第96号「工事請負変更契約の締結について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されております。生活環境常任委員長から審査の説明を求めます。 ◆10番(山口邦政君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 山口君。 ◆10番(山口邦政君) それでは、ただいま議案となっております議案第96号「工事請負変更契約の締結について」の委員会審査の報告をさせていただきます。審査日時は、平成29年12月13日です。議案の概要としましては、多可町新庁舎の工事契約を21億523万3200万円から22億2185万5920円に変更を求めるものです。主な要因としましては、議場の家具類、カウンター家具類、ブラインド工事など、本工事に追加せず、別途発注するか検討していましたが、工事並びに新庁舎での運用面を考慮し、本体工事に含めたために、当初設計の内容変更及び追加となった工事の変更、追加をしたものです。主な質疑と意見と答弁ですけども、当初予算に対する入札率は幾らなのか。答え、99.58%になっています。変更契約もその比率と思うが、追加発注するより入札にかけるほうが単価は安くなるのでは。どちらが安くなるかという検討し、本体工事に追加で発注するほうが安価となるという試算が出たので、追加発注としました。ネットワークの関係で、現在はマイナンバー、LGWAN、インターネットの3つの併用だが、新庁舎になってもこのままで移行されるのか。総務省より分離するようにとの指導があるので、通常業務とインターネットの分離をしていく必要があり、使いにくいですが、セキュリティーを守るために、このままの状態で移行となります。今後、仮庁舎からの再移転費用もあると思うが、現在のところで庁舎建設関連の総額の最大値を幾らに考えているのか。今のところ、今回の追加発注や移転費用も含めて、11月30日の全員協議会で示しました26億1467万3000円を最大値として、できるだけ安価になるように進めていく考えです。最後に、庁舎のハード面だけでなく、コンピューターシステム等のソフト面もコストダウン、利便性なども一緒に考えていく必要があるのではという質問に対しまして、今回はサーバーの移転だけを考えています。もしシステムを変更するなら、さらに数億円という大きな投資となりますのでという答えでした。自由討議は実施しておりません。討論もございませんでした。審査結果としまして、委員会は賛成多数で原案のとおり可決すべきものというふうに決定をいたしました。以上でございます。 ○議長(清水俊博君) 山口常任委員長の報告は以上であります。 これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はありませんか。 ◆12番(門脇保文君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 門脇保文君。 ◆12番(門脇保文君) 庁舎の入札率なんですが、99.58%という、この数字はどういうことですか。普通こういうことはあり得ないんじゃないですかね。大体80%とか、その辺前後が通常なんですが、ほとんど100%に近いような、こういう入札率は私も初めて見て驚きました。 ○議長(清水俊博君) 門脇君、先ほども申しましたように、委員長の報告に対する経過と結果に対する質疑しかお受けしませんので、その件に関しましては十分にその委員会でしてあるものと思いますし、もしなければ後刻訂正していただきたいと思いますので、その件は割愛させていただきます。 ほかに質疑はありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。 ◆12番(門脇保文君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 12番、門脇保文君。 ◆12番(門脇保文君) 反対討論をいたします。この庁舎の建設及び変更契約の件に関しまして反対討論をさせていただきます。12年前、3町合併委員会におきまして、庁舎は建てない、ラベンダー公園は建設しない、また職員を3分の1に減らし、行財政をスリム化する、このような合意のもとで合併が進められたと私は確信しておりましたが、前戸田町長の12年間の悪政により、財政比率が県下ワースト4まで落ち込んだ。12年間、前戸田町長は何をやってきたのか。行財政をスリム化し、10年間で健全行財政にするというのが目的であった。3町合併前、財政比率は非常によかった。合併する必要が本当にあったのか。今でも悔やまれます。また、20年前、神戸の淡路大震災の教訓が生かされていない。数年前、小・中学校耐震対策で、文部科学省よりIs0.67以上の耐震構造にしなさいということで実施されました。文部科学省から、学校耐震は7強であります。地震が起こっても崩壊しない、児童を守るための基準です。それに比べて、多可町庁舎の耐震度は6強であります。神戸、淡路クラスの震災が起こると崩壊し、職員は半数以上が亡くなる可能性があります。国が指定している基準を下回るような耐震基準では納得できません。3点目に、30年以内に東南海地震が発生すると言われています。また、火山活動が活発期に入ったと専門家は言っております。山崎断層以外にも大きく動く可能性もあります。北九州の例がそれに当たります。仮に東南海地震が発生したとすると、それに連動して山崎断層周辺の断層が動く可能性があります。また、津波による影響で沿岸部の貯蔵タンクが津波で潰される可能性があります。交通網が寸断され、ガス、石油等が入らなくなります。水道も使用できなくなる。また、電気、ガス、石油が長期にわたり途絶えてきます。たちまち住民の生活に支障を来します。それに対応できる最小限のシステムが新庁舎には設置されておりません。4番目に、財源を圧迫している公共建築物縮減計画が、やっと平成28年3月から多可町公共施設総合管理計画が立ち上がり、30年間で4割縮減する。現在、更新にかけている費用は年間7億2000万円です。今後必要になると想定される更新費用は年間14億6000万円見込まれますという報告がありました。また、現状でも予算が足りないため、毎年基金を取り崩し、調整されているのが現状であります。その財政調整基金がこのままいきますと2年で底をつきます。その上、特例期限が終わり、算定がえから一本化になるため、5年間で約5億円以上の交付税が減額されます。現状でも予算が足りない中、まだ年間1億円相当の交付税が減る。どこにしわ寄せを持ってくるのか。5点目、昨年、住民票、戸籍謄本、印鑑証明等の手数料が値上げされ、本年度は老人の給食費が300円から500円になったと聞きますが、なぜこのような弱者を困らせるようなことをするのか。財源不足のため、学校教育でも毎年費用が削減されていると教師の方が嘆いておられました。また、平成24年度に村の修繕費等が20%であったのが、その当時、多可町の区長会におきまして、村負担はなしにすると当時の有田繁夫防災監が答弁されておるにもかかわらず、現在は50%負担になっております。平成24年、前は20%負担が現在50%になっております。現状でも負担を強いている村に対しても行政負担を村に転じていると。これ以上弱者を苦しめるのかと。特例債を使って庁舎を建てるのが得策であると言われますが、建てる庁舎自体が今後の自然環境の変化、地震等で崩壊するかもしれません。そのリスクは非常に大きい。もう一度庁舎建設を見直し、検証する必要があるのではないか。現状の仮庁舎でも何の問題はありません。政治というのは弱者を救済するためにあるのではないのか。また、10年、20年先を見据えて計画し、実行していくものではないのか。前戸田町長の思いつき政策がこのような悲劇を招いたと言っても過言ではないと考えます。ますます弱者負担を強いてまでも庁舎の建設が必要なのか。以上5点の理由を述べまして、反対討論を終わらせていただきます。皆さんよろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。 ◆10番(山口邦政君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 10番、山口君。 ◆10番(山口邦政君) それでは、議案第96号「工事請負変更契約の締結について」の賛成討論をさせていただきます。多可町の新庁舎につきましては、解体工事も終了し、2期工事が始まり、新しい庁舎が姿を見せようとしています。今後は、来年9月の完成を目指して、着々と工事が進行していく状況です。そんな中、当初契約に含まれていなかった関連工事のうち、議場家具類製作、据えつけ、カウンター家具類製作、据えつけ、監視カメラ設備の据えつけ等11項目について、本体工事委託業者に追加発注しようとする締結でございます。説明では、庁舎内の担当者会議等で十分に精査した結果、新たに入札を行うより追加発注のほうが安価となり、経済的であり、同一業者に発注するほうが管理面や施工面での優位性があるというふうに判断なされたということでございました。庁舎内の分析には国の公共建設工事共通費の積算基準を参考にされてると思いますし、備品等につきましても市場価格の調査も行われての判断と聞いております。新規に入札により部分発注するより、本体建設で町が発注している業者が調達するほうが安価に調達できるものというふうに考えます。工事が進行していく中で、同一業者による関連工事施工のほうが、進捗状況の把握や細部の調整、もし完成後に問題発生があった場合の瑕疵責任や原因追求、責任の所在等についても同一業者のほうが明確にできる点からも妥当な判断と考えます。また、町内業者への下請発注につきましても、元請の業者との契約どおりに履行するように打ち合わせを重ねており、現在のところ間違いなく履行されているということでございました。今回の変更契約を認め、立派な庁舎が完成するよう、町、受注業者が一体となって工事を進めていただきたいというふうに思います。以上の理由により、本議案については賛成をいたします。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。以上です。 ○議長(清水俊博君) 皆さんに申し上げますけれども、この議案、ただいま議案第96号「工事請負変更契約の締結について」を討論のテーマにしておりますので、この件に関しまして、以下反対討論また賛成討論ありましたら許可いたしますが、討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これで討論を終了いたします。 これから議案第96号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立多数であります。 したがって、議案第96号は、委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第8 選挙第21号 多可町選挙管理委員会委員の選挙 ○議長(清水俊博君) 次に、日程第8、選挙第21号「多可町選挙管理委員会委員の選挙」を議題といたします。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選によることに決定をいたしました。 さらにお諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議長が指名することとしたいと思います。 多可町選挙管理委員会委員に真鍋正昭さん、野村喜男さん、大西幸代さん、板倉智代さん、以上の4氏を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長が指名しました方を多可町選挙管理委員会委員の当選人と定めることにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名いたしました4名の方が多可町選挙管理委員会委員に当選されました。 △日程第9 選挙第22号 多可町選挙管理委員会補充員の選挙 ○議長(清水俊博君) 次に、日程第9、選挙第22号「多可町選挙管理委員会補充員の選挙」を議題といたします。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがいまして、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 さらにお諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議長が指名することに決定いたしました。 多可町選挙管理委員会補充員に内橋志郎さん、高橋定雄さん、宮崎洋子さん、横山裕行さん、以上の4名を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長が指名しました方を多可町選挙管理委員会補充員の当選人と定めることにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名しました4名の方が多可町選挙管理委員会補充員に当選されました。 次に、補充員の順序についてお諮りいたします。補充の順序は、ただいま議長が指名しました順にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、補充の順序は、ただいま議長が指名しました順序に決定をいたしました。 ここで暫時休憩いたします。                           (午前10時33分)                           (午前10時36分) ○議長(清水俊博君) 休憩を解き会議を再開いたします。 △日程第10 発議第16号 道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第10、発議第16号「道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書について」を議題といたします。提出者の説明を求めます。 ◆10番(山口邦政君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 山口君。 ◆10番(山口邦政君) ただいま議案となっております道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書につきましては、生活環境常任委員会より委員会提案という形をとらせていただきます。意見書提出に当たりまして、内容等の説明をさせていただきます。道路事業におきましては、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律(以下、道路財特法という)、この規定によりまして、平成29年度までの時限措置として補助率のかさ上げと財政力に応じた引き下げがなされています。本町のように財政難にあえぐ自治体においては、平成29年度をもってかさ上げ等の措置が期限切れとなると、道路事業の補助率が低減され、道路整備はもちろんのこと、地域の発展にも大きな支障を来すことになります。したがいまして、国に対して、迅速かつ着実に必要な道路整備や適切な維持管理を推進するため、道路関係予算の総額の確保と道路財特法の現行制度の平成30年度以降の継続を求め、道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書を提出したいというふうに思います。なお、本町におけるかさ上げ措置がなされている道路事業は橋梁やトンネルの点検及び補修工事など維持管理に係るもので、補助率は通常の50%に加え、補助率のかさ上げによる5%、財政力に応じて引き上げによる約4.4%、合計59.4%にかさ上げがなされています。平成27年度から平成29年度の3カ年の補助金額を見てみますと、6951万3000円が交付され、かさ上げがなければ5813万円で、1138万3000円がかさ上げ措置分となっております。それでは、意見書を読み上げまして趣旨説明とさせていただきます。お手元の意見書のペーパーをごらんください。道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める意見書。道路は、活力ある地域づくり、快適な生活環境や安全で安心できる地域の実現を図る上で中核的な役割を担っており、次世代に誇ることができるまちづくりのために最も重要な社会基盤である。本町では、急速に過疎化、少子・高齢化が進む中で、定住人口対策や地域活性化を図り、さらなる地域の産業、経済の発展を期すために、まず国道427号、主要県道の整備促進、日常の生活を支える町道等の整備促進が、また老朽化が進む橋梁の長寿命化に加え、通学路の安全対策や既存道路のインフラ老朽対策など新たな課題への対応が急がれ、道路整備財源の確保が喫緊の課題となっている。道路の整備については、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律(以下、道路財特法という)の規定により、平成29年度まで時限措置として補助率等がかさ上げされているが、全力を挙げて道路整備に取り組んでいるこの時期に補助率等が低減し、地方負担が増大することになれば、自治体運営にも多大な影響を生じるとともに、地方創生、人口減少対策に全力を挙げて取り組んでいる地方の努力に弊害をもたらすことになる。よって、本町議会は国に対し、迅速かつ着実に必要な道路整備や適切な維持管理を推進するため、下記の事項について特段の配慮を強く要望する。記、1、地方創生、国土強靱化、地域の安全・安心を実現し、ストック効果を早期に発揮させるため、長期安定的に道路整備が進められるよう、平成30年度予算及び平成29年度補正予算の総額を安定的かつ十分に確保すること。2、道路財特法の補助率等のかさ上げ措置については、平成30年度以降も、現行制度の継続を基本に、地方公共団体の財政力に配慮した措置を講ずること。以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。平成29年12月26日。以下省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(清水俊博君) 提案者の説明は終わりました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。 ◆3番(笹倉政芳君) 議長。 ○議長(清水俊博君) 3番、笹倉君。 ◆3番(笹倉政芳君) それでは、道路整備の推進に必要な財源の総額確保を求める発議第16号に対して、賛成の立場から討論をいたします。道路は、地域経済、産業、文化、福祉、医療等あらゆる活動の基盤であるとともに、災害時の救援活動や復旧復興に欠かせない最も基礎的な重要な施設であります。多面的な機能と住民の安全・安心を確保することからも、道路の整備は何よりも緊急の課題であります。本町の面積は185.19平方キロメートルで、そのうち山林面積は149平方キロメートル、約8割も占めており、道路に山林が接近している箇所が多くあり、特に災害時には困難を来すことが想定できます。現在の多可町の交通条件として、国道427号が多可町中区、加美区を縦断し、八千代区では県道西脇八千代市川線、多可北条線、加美八千代線が通っておりますが、高速道路もJRも走っていないまちであります。この道路が唯一の我々の交通手段であり、命の道でありますけれども、幅員狭小箇所や歩道未改良区間もあり、バイパス化や道路の改良などの対策が急務となっております。それに加え、多可町は、北はりま定住自立圏共生ビジョンの将来像の実現に向けて、圏域の主要道路の整備や、また観光や交流人口拡大を促進する基幹道路である国道175号にいかにスムーズに直結するかという大きな課題もあります。また、平成26年7月の道路法施行規則改正により、橋梁やトンネルなどの点検が義務づけされ、今後は新たに老朽化対策の増大が見込まれており、計画的な事業進捗を図っていかなければなりません。アベノミクス効果が末端まで届いていない現状の中で、同措置終了は多可町財政に大きな負担を生じ、地方創生の実現に多大な影響を及ぼすこととなります。よって、道路財特法の規定による補助率等のかさ上げを平成30年以降も継続していただき、必要な道路関係予算の確保を求めるこの意見書に強く賛同するものでございます。議員各位のご理解をお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(清水俊博君) 次に、原案に反対者の討論を許可いたします。討論はございませんか。 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。討論はありませんか。 ないようですから、これで討論は終了いたします。 これから発議第16号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。お諮りいたします。発議第16号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、発議第16号は、原案のとおり可決することに決しました。 ここで暫時休憩いたします。                           (午前10時47分)                           (午前10時47分) ○議長(清水俊博君) 休憩を解き会議を再開いたします。 △日程第11 同意第3号 多可町副町長の選任について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第11、同意第3号「多可町副町長の選任について」を議題といたします。提出者の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) それでは、同意第3号として、多可町の副町長の選任について議会の同意を求めさせていただきます。同意いただく方といたしましては、西脇市小坂町72番地、笹倉康司様でございます。同意の理由を申し述べさせていただきます。副町長の選任は、地方自治法第162条の規定によりまして、議会の同意を得て町長が選任することとなっております。笹倉様は、昭和50年に兵庫県に採用され、平成20年4月から平成22年3月までは多可町役場で技監としてお世話になっておりました。その後、平成23年からは県土整備部土木局の武庫川総合治水室長、そして平成25年4月からは西播磨県民局龍野土木事務所の所長を務められ、平成26年1月からは本町副町長として就任をいただいております。本町副町長に就任後は、第2次総合計画策定に事務局のリーダーとして参画いただき、また地方創生総合戦略策定にもご尽力を賜りました。また、これまでの事業経験を生かし、豊部バイパスの事業の着手、新庁舎建設事業着手までの道筋をつけていただいております。このたびの私の町長就任に伴い、さらにその豊富な知識と経験を拝借したく、再任をお願いするものです。兵庫県の勤務経験に多可町での副町長としての4年間の勤務経験を加え、多可町行政を一歩離れた視点から俯瞰するような判断を期待するものです。今後の多可町の運営は大変困難なものとなることが予想されます。沈着冷静で確実な判断力をお持ちの方であり、適格者でありますので、議会の同意を求めるものです。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) お諮りいたします。本件は人事案件でございますので、質疑、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがいまして、本件については質疑、討論は省略することに決定いたしました。 これから同意第3号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立多数であります。 したがって、同意第3号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。                           (午前10時51分)                           (午前10時51分) ○議長(清水俊博君) 休憩を解き会議を再開いたします。 △日程第12 同意第4号 多可町教育委員会教育長の任命について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第12、同意第4号「多可町教育委員会教育長の任命について」を議題といたします。提出者の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) それでは、同意第4号「多可町教育委員会教育長の任命について」、議会の同意を求めさせていただきます。同意を求める方は、多可町中区安楽田541番地、岸原章様でございます。提案の理由についてご説明申し上げます。教育長の任命は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を得て町長が任命することとなっております。岸原章氏は、昭和50年に中町公立学校教員として採用され、中町中学校、八千代中学校に勤務後、平成11年4月に八千代南小学校教頭に任じられ、平成15年4月から中町中学校の教頭、平成18年4月の中町南小学校の教頭、平成19年4月から中町南小学校の校長として学校運営に携わっておられました。そして、平成22年1月から8年間にわたり多可町の教育長として就任していただき、多可町学校給食センターの開設及び調理業務の民間委託の実施、八千代区3小学校の統合、幼・保連携型認定こども園の開設等多くの教育的な課題にリーダーシップを発揮され、積極的に取り組んでこられました。公平公正で洗練された人格であると誰からも認められ、人望厚く高潔な人柄であるとともに、教育、学術及び文化に関しても識見を有されます。小学校の重大な事態や公私連携によるキッズランドへの運営の対応など、最適任者でありますので、議会の同意を求めるものであります。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) お諮りいたします。本件は人事案件でございますので、質疑、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、本件については質疑、討論は省略することに決定いたしました。 これから同意第4号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立多数であります。 したがって、同意第4号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。                           (午前10時55分)                           (午前10時55分) ○議長(清水俊博君) 休憩を解き会議を再開いたします。 △日程第13 同意第5号 多可町教育委員会委員の任命について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第13、同意第5号「多可町教育委員会委員の任命について」を議題といたします。提出者の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) それでは、同意第5号「多可町教育委員会委員の任命について」、お願いを申し上げます。同意を求める方につきましては、多可町中区門前212番地10、熊田正博様でございます。提案理由について申し述べます。教育委員の任命は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を得て町長が任命することとなっております。熊田正博氏は、多可町誕生の平成11年11月から現在に至るまで教育委員に就任いただいております。人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有されます。また、仕事柄多くの人と接し、常に住民目線で教育全般のあり方を捉えられております。教育委員会において的確な意見をいただいております。今回任期満了となりますが、最適任者でありますので、議会の同意を求めるものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) お諮りいたします。本件は人事案件でございますので、質疑、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、本件については質疑、討論は省略することに決定をいたしました。 これから同意第5号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員でございます。 したがって、同意第5号は、原案のとおり同意することに決しました。 △日程第14 同意第6号 多可町監査委員の選任について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第14、同意第6号「多可町監査委員の選任について」を議題といたします。提出者の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) それでは、同意第6号「多可町監査委員の選任について」、同意を求めます。同意をいただく者につきまして、多可町加美区市原427番地3、池田和史様でございます。同意の理由について説明を申し上げます。監査委員につきましては、ご承知のとおり、普通地方公共団体の長が議会の同意を得て、識見を有する者及び議員のうちからこれを選任すると地方自治法第196条に規定をしております。これに基づきまして、本町でも2名の監査委員の定数となっております。このうち議員からの選任では、既に大山議員を選任しております。今回は識見を有する者として選任された方の代表監査委員さんとして池田和史様を選任いたしたくお願いを申し上げるものでございます。池田和史様は、加美区市原427番地3にお住まいで、昭和49年7月10日生まれの43歳でございます。公認会計士、税理士資格をお持ちでございます。平成9年に京都大学経済学部経済経営学科を卒業され、朝日監査法人に入社され、住友電気工業や日商サービス、(株)志摩スペイン村などの商法監査に従事された経験をお持ちでございます。そのほか、大阪市の包括外部監査の経験もございます。また、本町の代表監査委員としてご活躍をいただいており、任期満了に伴い、再任をお願いするものでございます。監査委員は町の財務管理、事務事業の執行管理、その他行政管理に関してすぐれた識見が必要ですが、池田様は経験に基づいた幅広い専門知識をお持ちでありますので、最適の方と考えております。なお、任期は平成30年1月1日から4年間でございます。どうかご同意いただきますようにお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) お諮りいたします。本件は人事案件でございますので、質疑、討論を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、本件については質疑、討論は省略することに決しました。 これから同意第6号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、同意第6号は、原案のとおり同意することに決しました。 △日程第15 同意第7号 多可町公平委員会委員の選任について △日程第17 同意第9号 多可町公平委員会委員の選任について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第15、同意第7号「多可町公平委員会委員の選任について」から日程第17、同意第9号「多可町公平委員会委員の選任について」までの3案件を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) それでは、同意第7号から同意第9号までの公平委員会委員の選任について申し上げます。公平委員会委員に関しまして、地方公務員法第8条第2項にその処理する内容が規定をされております。職員の給与、勤務時間、その他勤務条件に関する措置、要求を審査し、判定し、及び必要な措置をとること。それに、職員に対する不利益な処分についての審査請求に対する裁決または決定をするということ等がございます。また、同法第9条第2項の規定では、委員会は3人の委員をもって組織し、委員は人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、かつ人事行政に関し識見を有する者のうちから議会の同意を得て選任すると規定されております。今般、12月31日をもちまして任期満了を迎えられますが、お一人は引き続き、またお二人は新しくお認めをいただくこととなります。よろしくお願いいたします。まず、同意第7号の橋詰俊一様でございます。加美区鳥羽にお住まいで、昭和27年9月15日生まれの65歳でございます。昭和46年3月に西脇高校を卒業され、地元の加美ヤマトハカリに就職、昭和63年にはI.S.T加美に就職され、管理職として施設の管理や従業員の管理などを担当されておりました。豊富な知識と的確な判断力をお持ちであり、平成26年1月1日から平成26年12月31日の間、公平委員としてお務めをいただいております。適任者であることから、引き続きお願いしたいと考えております。 次に、同意第8号では、今般任期満了を迎えられます常見尚志様にかわってのお願いするものでございます。新しく就任をお願いします方は、宮崎好文様、八千代区下野間にお住まいで、昭和23年3月12日生まれの満69歳でございます。昭和45年3月に東京都立大学工学部電気工学科を卒業され、同年4月から平成18年2月まで三洋電機株式会社に勤務、多くの部署、管理職を経て、上席部長など歴任されております。三洋電機株式会社をご退職後は伊東電機株式会社、加美電機株式会社などに勤務をされております。また、平成24年度、平成25年度と下野間の区長を務められ、平成28年12月からは民生児童委員としても地域にご貢献をいただいております。豊富な知識と的確な判断力をお持ちであり、公平委員として適任であると考えております。 続きまして、同意第9号でございます。同意第9号は、同じく任期満了を迎えられます遠藤多惠子様にかわってのお願いをするものでございます。お願いをいたしております高田美千子様は、中区天田にお住まいで、昭和23年8月22日生まれの69歳でございます。昭和44年3月に武庫川女子短期大学を卒業され、淡路市立石屋小学校、郡家小学校などにお勤めされ、その後結婚され、本町にお住まいでございます。また、平成11年4月から平成22年11月までの12年間の長きにわたり民生協力委員として地域の福祉行政にも大きくご貢献をいただいております。豊富な知識と的確な判断力をお持ちであり、公平委員として適任であると考えております。以上、3名の方についてご同意賜りますようによろしくお願いを申し上げます。 ○議長(清水俊博君) お諮りいたします。本件は人事案件でございますので、質疑、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがいまして、本件につきましては質疑、討論を省略することに決しました。 採決につきましては、個別に採決いたします。 まず、同意第7号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、同意第7号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、同意第8号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、同意第8号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、同意第9号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、同意第9号は、原案のとおり同意することに決しました。 △日程第18 同意第10号 多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について   │ 日程第23 同意第15号 多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第18、同意第10号「多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について」から日程第23、同意第15号「多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について」までの6案件を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) それでは、同意第10号から同意第15号「多可町固定資産評価審査委員会委員の選任について」、同意を求めさせていただきます。多可町固定資産評価審査委員会委員として、6名の委員さんを選任いたします。地方税法第423条第3項の規定によりまして、議会の同意を求めるものでございます。固定資産評価審査委員の期間は、平成30年1月1日から3年間となっております。 同意第10号、中区西安田260番地の高田昇さんは昭和23年2月10日生まれ。これまでの主な経歴は、中町消防団長、西安田区長及び合併時から固定資産評価審査委員を歴任されております。卓越した識見と経験があり、地域住民の信頼度から判断し、適格者であると考えております。委員としての同意を求めるものでございます。 続いて、同意第11号、加美区岩座神438番地、安田利雄さん、昭和27年7月15日生まれ、農業委員、小学校のPTA会長等務められ、固定資産評価審査委員を6年前からお願いいたしております。卓越した識見と経験があり、地域住民の信頼度が厚く、適格者であると考えており、委員として同意を求めるものでございます。 続いて、同意第12号、加美区山野部439番地1、藤原弓子さんは昭和26年5月19日生まれ、昭和46年に加美町役場、平成17年度から多可町役場に勤務され、平成24年に退職をされております。主な経歴は、税務担当主幹や学校教育課、健康福祉課の副課長、キッズランドやちよの所長をお務めになられております。税務の経験もあり、固定資産評価委員として適格者であると考えて、委員として同意を求めるものでございます。 続きまして、同意第13号、八千代区中野間770番地1、宮崎八千代さんは昭和29年2月6日生まれで、婦人会会長や八千代地域協議会の委員、生涯学習推進委員などを歴任されております。卓越した識見と経験があり、地域の住民の信頼度が厚く、適格者であると考えており、委員として同意を求めるものでございます。 続いて、同意第14号、八千代区大和1915番地の内橋茂さんは昭和29年8月12日生まれで、昭和48年に八千代町役場、平成17年に多可町役場に勤務され、平成25年に退職をされております。主な経歴は、合併協議会で副局長、八千代地域局副局長、税務課収納対策室長、社会教育課長、会計管理者、住民課長を歴任されております。若いころに税務課の経験も積まれ、合併後も税務課に勤務されております。税務の経験もあり、固定資産評価委員として適格者であると考えており、委員として同意を求めるところであります。以上5名の方は引き続きの委員として同意を求めるものでございます。 次に、同意第15号でございますが、中区安楽田58番地1の志水恒信さんが平成29年12月31日の任期をもってご勇退されますことから、その後任として同意を求めるものでございます。中区安楽田429番地の笹倉規生さん、昭和43年から製鉄化学工業株式会社に、昭和48年から中町役場に就職され、平成17年から平成22年3月末日まで多可町役場に勤務をされておりました。企画課長、上下水道課長、子ども課長などを歴任されております。税務行政の経験もあり、固定資産評価審査委員としては適格者であると考えており、委員として同意を求めるものでございます。以上6名の方につきましてご同意いただきますように、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水俊博君) お諮りいたします。本件は人事案件でございますので、質疑、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、本件については質疑、討論は省略することに決しました。 採決につきましては、個別に採決いたします。 まず、同意第10号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、同意第10号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、同意第11号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、同意第11号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第12号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、同意第12号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、同意第13号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、同意第13号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、同意第14号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、同意第14号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、同意第15号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員でございます。 したがいまして、同意第15号は、原案のとおり同意することに決しました。 ここで暫時休憩いたします。再開は11時30分からといたします。                           (午前11時14分)                           (午前11時30分) ○議長(清水俊博君) 休憩を解き会議を再開いたします。 ただいま町長から議案第97号「多可町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第98号「多可町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第99号「平成29年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第10号)」、議案第100号「平成29年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」、議案第101号「平成29年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」、議案第102号「平成29年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第4号)」、議案第103号「平成29年度兵庫県多可郡多可町学校給食事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第104号「平成29年度兵庫県多可郡多可町診療所事業特別会計補正予算(第3号)」、議案第105号「平成29年度兵庫県多可郡多可町水道事業特別会計補正予算(第2号)」及び議案第106号「平成29年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第2号)」が提出されました。お諮りいたします。ただいま配付いたしました議案第97号から議案第106号を日程に追加したいと思いますが、これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第97号から議案第106号を日程に追加し、追加日程第1から追加日程第10として議題とすることに決しました。 △追加日程第1 議案第97号 多可町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(清水俊博君) 追加日程第1、議案第97号「多可町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) それでは、議案第97号の提案説明をさせていただきます。議案第97号につきましては、多可町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正でございます。平成29年度の人事院勧告に準じて条例の改正を行うものでございます。一般職の給与改定を勘案し、特別職の期末手当の支給割合を改正するため、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては担当課長から説明いたします。よろしくお願いします。 ○議長(清水俊博君) 総務課長、小西さん。 ◎総務課長(小西小由美君) それでは、議案第97号から説明させていただきます。議案第97号につきましては、町長の提案説明にもございましたように、人事院勧告に基づくものでございます。一般職の勤勉手当の支給月数の改定に準じて特別職の期末手当を年間4.2月から0.1月分引き上げまして、年間4.3月分とするものでございます。以下、新旧対照表によりご説明申し上げます。少しめくっていただきまして、多可町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の新旧対照表でございます。第1条のほうでございますが、条例第6条の改正でございます。平成29年度の期末手当の支給が0.1月分引き上げとなった分につきまして、在職期間に応じて、それぞれ12月分の支給月で対応するためのものでございます。続きまして、第2条、2ページですけれども、第2条につきましては、平成30年度以降の期末手当につきまして、0.1月分の引き上げ分を6月支給分と12月支給分で、それぞれ0.05月増額するものでございます。なお、この条例につきましては、平成30年度分の支給について定めているものでございますので、平成30年4月1日からの施行としております。第1条の規定は平成29年度の支給について規定するものでございまして、平成29年12月1日からの適用といたしております。以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(清水俊博君) 以上で説明は終わりました。 これから質疑を行います。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 ◆12番(門脇保文君) 議長。
    ○議長(清水俊博君) まず、原案に反対者の討論を許可いたします。門脇保文君。 ◆12番(門脇保文君) 反対の討論をさせていただきます。今現在、多可町の財源が非常に緊迫化しております。そういう中で所要の値上げというのは余りふさわしくない。住民等から見ましても、この時期に上げるということは非常に問題であると思います。また、いろいろと役場内いろんな不祥事が発生している中で、この提案に賛成することはできません。議員各位におかれましても、その辺十分に配慮していただきまして、反対をしていただきたいと思います。以上で反対の弁明を終わります。 ○議長(清水俊博君) 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。 次に、原案に反対者の討論を許可いたします。討論はございませんか。 ないようでございますので、これで討論を終了いたします。 これから議案第97号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立多数でございます。 したがいまして、議案第97号は、原案のとおり可決いたしました。 △追加日程第2 議案第98号 多可町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(清水俊博君) 次に、追加日程第2、議案第98号「多可町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) それでは、議案第98号について提案説明申し上げます。議案第98号多可町職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、平成29年の人事院勧告に準じて条例の改正を行うものでございます。国の給与改定に準じて一般職の職員の給与及び勤務手当を改正するため、条例の一部を改正するものであります。詳細につきましては担当課長から説明申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) 総務課長、小西さん。 ◎総務課長(小西小由美君) それでは、議案第98号についてご説明申し上げます。こちらも人事院勧告により給与改定を行うものでございます。新旧対照表をお願いいたします。少しめくっていただきまして、19分の1となっているところでございます。よろしいでしょうか。まず、第1条でございます。条例第28条、勤勉手当の規定でございますが、第2項第1号では、再任用以外の職員について12月支給分で0.1月分増額とするものでございます。また、第2号につきましては、再任用の職員についてでございまして、12月支給分を0.05月増額するものでございます。それから、第31条第4項につきましては、文言の整理をさせていただいております。それから、附則第13項でございますが、これにつきましては、55歳を超える職員で給料月額の減額支給となっているものにつきまして、その勤勉手当支給に当たりまして減額率を定めているものでございます。こちらも0.1月分増額をさせていただいております。続いて、別表第1、別表第2、別表第3でございますが、こちらは給料表の改定でございますが、人事院勧告によりまして国家公務員の給与改定に準じた改定を行っております。400円の引き上げを基本といたしまして、初任給及び若年層につきましては1000円の引き上げとなっているものでございます。それから、飛びまして、第2条関係でございます。5分の1となっているところからでございますけれども、これにつきましては、第1条と同様に、職員の給与に関する条例の改正に係るものでございます。第27条、期末手当につきましては文言の整理と、附則第10項以下を削除することに関連して、後ほど申し上げますけれども、第10項以下を削除するものに関連して削除するものでございます。それから、第28条第2項第1号は、再任用以外の職員について、平成30年度以降の期末手当を6月と12月支給分で0.1月増額するものでございます。また、第2号につきましては、再任用職員について、6月と12月支給分で0.05月増額するものでございます。それから、附則第10項から第13項につきましては、平成27年4月1日から給与制度の総合的見直しによりまして、55歳を超える職員で給料月額の減額支給等についての規定がございましたけれども、平成30年3月31日で終了いたしますので、削除をいたしております。この条例につきましても公布の日から施行いたしますが、第2条につきましては平成30年度分の支給について定めているものでございますので、平成30年4月1日から施行し、第1条の規定につきましては平成29年度の支給について規定するものでございますので、平成29年4月1日からの適用となります。以上、議案第98号の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(清水俊博君) 以上で説明は終わりました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第98号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立多数であります。 したがって、議案第98号は、原案のとおり可決いたしました。 △追加日程第 3 議案第 99号 平成29年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第10号)   │ 追加日程第10 議案第106号 平成29年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(清水俊博君) 次に、追加日程第3、議案第99号「平成29年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第10号)」から追加日程第10、議案第106号「平成29年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第2号)」までの8案件を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。町長、吉田君。 ◎町長(吉田一四君) それでは、12月の追加補正の予算についてご説明をさせていただきます。議案第99号から議案第106号までの補正予算は、一般会計で1226万2000円の増額、特別会計7会計では192万1000円の増額、総額合計では1418万3000円の増額をもって平成29年12月補正予算案とさせていただいております。 まず、一般会計についてでございます。議案第99号一般会計補正予算(第10号)、第1表におきまして、歳入歳出それぞれ1226万2000円を増額し、総額128億5328万5000円といたしております。今回の補正は、先ほどの議案第97号、議案第98号の改正によります人事院勧告によります給与改定に伴う人件費の補正が1つ、それともう一点は平成24年から平成26年度にわたります保育料の算定誤りにかかわります補正、この2点の補正となっております。まず、内容について、初めに歳出を説明し、その後歳入について説明をさせていただきたいと思います。まず、歳出でございます。歳出の8ページ、民生費、児童福祉費、児童措置費の償還金利子及び割引料におきまして、保育料等返還金を182万6000円増額をいたしました。これは、ことし8月に判明をいたしました平成29年度の保育料算定誤りに伴い、平成24年度から平成26年度分の保育料についてもさかのぼって調査した結果の補正となっております。その他の補正は、人件費の補正となっております。歳入についてでございます。続いて、歳入の5ページでございます。分担金及び負担金、負担金、民生費負担金においてでございます。先ほど申し上げました平成24年度から平成26年度分の保育料算定誤りに対します追徴分として保育料徴収金27万4000円を増額させていただいております。以上の増額補正につきまして、5ページの繰入金、基金繰入金、財政調整基金繰入金で1198万8000円を増額して収支の均衡を図っておるところでございます。 次に、特別会計についてでございます。特別会計、議案第100号国民健康保険特別会計第4号補正でございます。まず、事業勘定でございます。事業勘定の歳入歳出に10万3000円を追加し、事業勘定総額を28億5521万円とさせていただいております。その次の直営診療施設勘定でございます。歳入歳出に18万2000円を追加し、直営診療所施設勘定予算総額を7億4087万6000円とするものでございます。これらにつきましては人件費の補正となっております。それぞれ一般会計からの繰入金でもって収支の均衡を図っております。 次に、議案第101号後期高齢者医療特別会計第2号補正についてでございます。歳入歳出に33万円を追加し、予算総額を2億7662万円とするものです。内容といたしましては、保険料の還付金、還付加算金で、広域連合からの数値のあったものを増額させていただいております。歳入につきましては、諸収入、収入の過年度保険料過誤払い金返還金で対応させていただいております。 次に、議案第102号介護保険特別会計4号補正でございます。歳入歳出に41万4000円を追加し、予算総額を26億4179万8000円とするものでございます。この会計につきましては全てが人件費の補正になっておりまして、収支の均衡を図るため、一般会計から繰り入れをしております。 次に、議案第103号学校給食事業特別会計第2号補正でございます。歳入歳出に11万円を追加し、予算総額を2億1827万5000円とするものでございます。この会計におきましても全てが人件費の補正となっておりまして、収支の均衡を図るために、一般会計から繰り入れをいたしております。 次に、議案第104号診療所事業特別会計第3号補正、歳入歳出に27万1000円を追加し、予算総額を1億5371万円とするものでございます。この会計も全て人件費の補正となっておりまして、前年度繰越金をもって収支均衡を図っております。 次に、議案第105号水道事業特別会計2号補正及び議案第106号下水道事業特別会計2号補正につきましては、これも人件費に係る補正予算となっておりまして、水道事業では20万1000円の増額、下水道事業では31万円の増額となっております。以上が一連の補正の内容でございます。人事院勧告に関します部分の補正、それから保育料の算定ミスにかかわります補正、非常にあってはならないミスでございます。二度と起こらないように注意をさせていただきたいと思っております。何とぞ補正につきましてご審議、ご了承いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) ここで暫時休憩いたします。                           (午前11時53分)                           (午前11時54分) ○議長(清水俊博君) 休憩を解き会議を再開いたします。 ここで門脇敎蔵君の退席を許可しておりますので報告をしときます。 町長、吉田君、補足説明があれば。 ◎町長(吉田一四君) 申しわけございません。先ほど議案第100号国民健康保険特別会計第4号補正の総額につきまして、直診の総額につきまして読み間違えました。7487万6000円でございます。直営診療所勘定予算の総額は7487万6000円でございます。申しわけございません。 ○議長(清水俊博君) ほかに補足説明あれば。総務課長、ございませんか。ないですか。こども未来課もありませんか。税務課長もありませんか。 提出者の説明は以上で終了いたしました。 これから質疑を行います。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はございませんか。 ないようでございますので、これで討論を終了いたします。 これから採決に入りますけれども、採決につきましては個別に採決いたします。 まず、議案第99号「平成29年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第10号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、議案第99号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第100号「平成29年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員でございます。 したがって、議案第100号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第101号「平成29年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがって、議案第101号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第102号「平成29年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第4号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、議案第102号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第103号「平成29年度兵庫県多可郡多可町学校給食事業特別会計補正予算(第2号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 よって、議案第103号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第104号「平成29年度兵庫県多可郡多可町診療所事業特別会計補正予算(第3号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員でございます。 したがいまして、議案第104号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第105号「平成29年度兵庫県多可郡多可町水道事業特別会計補正予算(第2号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員であります。 したがいまして、議案第105号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第106号「平成29年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第2号)」を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本件は、原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員でございます。 したがいまして、議案第106号は、原案のとおり可決いたしました。 △日程第24 議会運営委員会及び常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について ○議長(清水俊博君) 次に、日程第24、「議会運営委員会及び常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について」を議題といたします。議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の所管事務調査について、それぞれの委員長から会議規則第74条の規定により、お手元の一覧表のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがいまして、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 ここで副町長の選任同意に伴い、副町長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。副町長、笹倉君。 ◎副町長(笹倉康司君) 議長のお許しをいただきましたので、一言お礼のご挨拶を申し上げます。 ただいま副町長の選任につきまして議員の皆様よりご同意をいただきましたこと厚く御礼申し上げます。平成26年1月より4年間、戸田前町長の補佐役として、微力ではございますが、副町長の務めを果たさせていただきました。このたび吉田町長の補佐役としても再び同意をいただきましたことは、身に余る光栄であるとともに、責任の重さに身が引き締まる思いでございます。 現在、多可町では少子・高齢化におけるさまざまな問題や地方創生に向けた取り組み、西脇市と進めておりますごみ問題、合併特例債によるインフラ整備など、課題が山積しております。厳しい財政状況でございますが、行財政改革を着実に進め、限られた財源を効果的に充当しながら、安全・安心のまちづくりを進める必要があります。 もとより浅学非才の身ではございますが、これまでの経験を生かし、職員と一丸となって吉田町長を支え、町長が掲げられました「堅実な行政の変革」と「未来への約束」の実現に向け、誠心誠意取り組んでまいる所存でございます。議員の皆様、町民の皆様からのご指導、ご鞭撻を心よりお願い申し上げまして、簡単措辞ではございますが、お礼の挨拶とさせていただきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水俊博君) 笹倉副町長の発言は終わりました。 次に、教育長の任命同意に伴い、岸原教育長から発言を求められております。これを許可しております。教育長、岸原君。 ◎教育長(岸原章君) 議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。 教育長として承認をいただきまして、ありがとうございます。平成22年より2期8年、微力ではありますが、教育長として多可町の教育行政に携わらせていただきました。また引き続き教育長としてやらせていただけるということは本当に身に余る光栄であります。今期からは新教育委員会制度の適用になります。従来の教育委員長と教育長を一体化した教育長となります。改めて、その重責を痛感しつつ、身の引き締まる思いであります。 現在、我が国は本当に少子・高齢化、人口減少、そして高度情報化など、先行きが不透明な時代となってまいりました。また、町内におきましては、小学校における重大事態、そして公私連携によるキッズランドの運営、こういったことを誠心誠意、全力で当たっていきたいというふうに考えております。 多可町教育大綱の中の基本理念であります「明日の多可町を担うこころ豊かな人づくり」を具現化するために、ふるさと多可町に誇りと愛着を持つ子供の育成、みずからの夢や目標に向かってたくましく生き抜いていく子供の育成、そして活力ある地域づくりに貢献できる子供の育成を目指して、命と人権を守る教育、確かな学力の育成、ふるさと教育、これを一層充実させていきたい、そういうふうに考えております。そして、町長の公約であります「堅実な行政」、「未来への約束」、「子育てするなら多可町」を具現化し、町民の皆さんに多可町で子育てをしてよかった、多可町で学んでよかった、そして多可町に住んでよかったと実感をしていただけるように、多可町の教育、保育のさらなる進展に向けて、誠心誠意、全力で取り組んでまいります。今後とも、ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いをいたしまして、ご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(清水俊博君) 岸原教育長の発言は終わりました。 △議長閉会挨拶  私のほうから、閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は、条例の制定及び一部改正、平成29年度一般会計を初め各会計補正予算及び人事案件等々、町政運営上極めて重要な議案審査において、議員各位には去る12月7日から本日までの20日間にわたり慎重かつ熱心にご審議を賜り、いずれも適切妥当な結論をもって本定例会を終了する運びとなりました。ここに議員各位のご精励に対し深く敬意を表しますとともに厚く御礼を申し上げます。また、理事者におかれましては、議案審査の過程で出ました意見、提案等につきまして、今後の事務事業執行において十二分にご配慮いただきますようお願いを申し上げます。 さて、ことしも残すところあとわずかとなってまいりました。寒さ一段と厳しさを増す時候となってございます。議員各位並びに執行部の皆さんにおかれましては、この上ともお体ご自愛をいただき、ご健勝にて新春を迎えられますようお祈り申し上げます。来る平成30年度、戊戌におきましても、本町進展のため、より一層のご尽力、ご活躍を賜りますことお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますけれども、閉会のご挨拶とさせていただきます。 次に、吉田町長からご挨拶がございます。吉田町長。 △町長閉会挨拶  第82回多可町議会閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る12月7日から本日26日まで長きにわたり、12月議会、大変ありがとうございました。この間、私の所信をご清聴いただき、そして白川様の高額のご寄附に関します基金条例、あわせまして補正予算、それに本庁舎の建築工事の変更契約、当初に上程しました議案に加えまして、会期中に開催されました各種委員会において多くの議案のご審議を賜りました。そして、本日追加をさせていただきました補正予算に加えまして、多くの人事案件もご承諾いただきました。本当にありがとうございます。 2017年もあと数日となっております。2018年は多可町の本庁舎の完成を初め多可町の大きな転換点になることが予想されます。議員の皆様方には2018年をご健勝で迎えられ、その転機をともにしっかり見定めていただきますようお願い申し上げます。12月議会、まことにご苦労さまでございました。来年もよろしくお願いいたします。 △閉会 ○議長(清水俊博君) 以上をもちまして本日の会議を終わり、第82回多可町議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。                           (午後0時10分)地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      平成  年  月  日                多可町議会議長   清 水 俊 博                会議録署名議員   笹 倉 政 芳                会議録署名議員   橋 尾 哲 夫...